株式市場、もうやめたら?

つい先日知ったのですが、株って一発目に所定の金額で
売った金額がその企業に入り、その後の金額アップは
株式市場で売り買いされたためだけだそうです。
 
金持ちが最初に安く買います。
 
その後、貧乏人が高い金額で買わされます。
 
一時的に値が上がりますが、長期的に保有する人は値段が下がり
手放せなくなり、高く買ってれば大損です。
 
株は、あくまで資金集めの手段。
銀行で借りるのはリスクがあるから、世の中にお金を借りる。
 
なのに、借りるのは一定額。なのに、勝手に価値が変わる。
おかしいでしょ?
 
1000円貸して、と言って証書を発行し、借りっぱなし。
勝手に100円になったり、10000円になったり。
 
10000円になっても、配当金は1株10円。
100円になっても、配当金は1株10円。
もちろん、景気によって変わるし、株価は経営状況に連動しやすいので
必ずしもこうはなりません。
でも、こういうド基本な素人考えが本来の形なのに、頭のいい人によって
ねじ曲げられてしまってます。
 
景気が悪い、先行きの怪しい会社にはお金を貸したくないもの。
景気がよい、先行きが明るい会社にはお金を貸したいもの。
 
この基本がすっかり忘れられて、どんな手段を使おうとも、
会社が一定額を手に入れるだけの手段になってます。
 
また、大阪と東京、名古屋と株式市場がたくさんあるのも変。
日本の株式の取引なのに、あちこち手取引っておかしくないですか?
大阪で1000円、東京で1010円、ってなりませんか?
ならないシステムなのかな?でも、どこで売買するか指定するよう
言われるんですよね。
 
それから、1日(厳密には数日)保有しているだけで、株を所有している
ことになってします。これにより、株主優待を受けられたり、
配当金が配られる。これもおかしいでしょ?1年を共に過ごして
初めてもらえるボーナスでしょ?1日いれば全額もらえるボーナス、
狂ってますよ。
 
なので、下のような株式の取り扱いに変更を提案。
 
1.株の売買は、企業→株式市場(1企業は1株式市場でのみ取引)→顧客。
 
2.株の売買は年に1回、決算時のみ。
 
3.決算日、例えば3月31日などに決算、及び次年度の希望販売価格を発表する。
 
4.決算から1ヶ月、株式市場で入札形式で買う人を募集。
 
5.1ヶ月後、高額な方から販売。
 
6.買った人は、来年の3月31日まで保有。売買はできない。
  お金にできない人が困るという声もありますが、知りませんw
  それじゃかわいそうなので、お金に余裕がない人は、株式市場で購入同額で売買。
  
7.株主優待は、1年間保有した人にだけ。それ以外は優待も配当金もなし。
 
8.配当金は、購入金額による。当然ですよね。1株いくら、ってシステムは
  全株式を1株あたり同額で買って初めて成り立つこと。企業は元々そうだけど
  買った側は違う。高く買ってる人にとっては安い配当金。
  そういう矛盾が発生するようなシステムは使うべきじゃない。
  なので、買う側と売る側が1対1で契約する、当たり前のシステムに変更。
 
9.そもそも、株の売買で利益を上げる=なにもせずにお金を儲ける、損するシステム。
  意味がないんです。お金が動くのは、持ち主同士の売買のみ。
  これが変だと思えない今の世の中、おかしいです。
  大きなお金を企業に渡し、開発を広げるなり、開発を急ぐなり。
  そういうお金の使い方がされるべきでしょう。
 
 
ということで、誰にも支持されない、株式市場への文句でした。